酔っぱらった勢いに どんな危険な冒険をしたのか
雄弁に語る男は 自らを墓荒らしと名乗った
まだ見ぬ壮大な 金銀財宝に目を輝かせて
誰よりも粋な男は それでも墓荒らしと名乗った
盗賊は盗賊でも俺は 生きてる奴からは奪わないのだと
次の街までの連れと ラクダの背中に揺られて
旅の理由を語ると 大げさに男は泣き出した
昔の自分がいる 意味有り気な言葉を零して
俺みたいな駄目な男に なるんじゃないぞと肩を叩いた
男の言葉の端々は 少年の心に強く焼きついた
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