死神

死は自らより出でて生と交わり、やがて生を喰らい尽くす。
死は自我。
生は自己。
生を生み出すのは命で、死へと向かうのも命。
死神とは私自身。
自分自身を死へと歩ませる自らのこと。
死神の吐息は、ただ自らより生まれ出でて、自らを包む。
どんなに生を叫んだとしても、願ったとしても、死へと向かうは己自身の祈り。
虚無の地への祈り。
生は願い。種が芽吹き、花を咲かせるような。
死は祈り。ただ心安らかにありますようにと。
この身は、私自身の死神の故郷なり。

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