poem-log page,008

君と会ったのが昔の僕でなくてよかった
もしあの時の自分だったなら
出会いというものも知らず
すれ違ったことにも気付かず
君を傷つけるだけだったろうから
何に感謝すればいい?
神? 運命? いいや、君に。
出会えたことそのものに ありがとうって。
呟くよ。
風に流されて聞こえないように。

越えなきゃならないものを
越えなくてくてもいいと決め付けて
気付いてるのにわざと忘れて
時に任せてる
いつか誰かが何とかしてくれる
現に今までそうだったし
嫌な感じ
情けない
なんでそんなにつまらないの?

どんな冷たい雨も心の中を濡らしてはくれない
名前も呟けぬほどに 狂いそうなほどに 愛しい
祈りを いつか
私が私を許せるときが来ますように
私が私を傷つける限り あなたには逢えない

私はあなたの帰りを待つ 主人の帰りを一心に待つ犬のように ここで この場所で
私が自分を自覚できるこの場所で あなたを待つ
私が私でなくても許されるこの場所 そしてあなた
涙よ流れないで いつまでだって待てるんだから
淋しくはないはず 悲しくはないはず
あなたに私の言葉はいくらも届いていないけれど それでもいいから
ここで待ちます 心よ泣き叫ばないで 平気だから 大丈夫だから きっと
あなたは帰ってきてくれるから この場所に
そう信じていないと気が狂いそう こんなふうに何かを待つことなんて 慣れていたはずなのに
今はただ辛い 独り呟くことしか出来ず 待つことしかできない私なんて
あなたはどんな言葉で慰めるのかしら 言い訳ではなく本心で
早く……早く逢いたい……

もう疲れてしまった 泣く事も出来ず 自分を嫌いにしかなれなくて
傷つけるつもりで傷つけて 迷いを捨てることに慣れすぎた
迷わなければ苦しむこともない 強くなることもない……悦びもないけれど
それが対価となるのなら それでもいいや って。
死んだ瞳の中に あなたは何を見るの?
淋しさも忘れた瞳に あなたは何を思う?
できることなら あたしを消して
あなたの中のあたしを 殺して
可哀想だと憐れむのなら
あたしは誰かに守られる お姫様にはなれない。

似合わないことはやめてよ、もう
君の悲痛な声
あんなに聞きたくなかった言葉も
今は嬉しい
いつまでも
見えない床に引かれた白線越えられない
自分では違うというけれど
君はこの世界の誰よりも
純粋で綺麗なモノ
花や月に例えることは出来ない
言い訳みたいだけど
だから触れられないんだ
僕なんかが君の側にいたら
君を壊しそうで
大切すぎてその純粋さを壊してしまいたいと思う
僕は
汚れ多き人間の内の者
天使の羽も見えやしない
僕は君の望むままに
それ以上でもそれ以下でもない

夢を見ました
自分わたしが笑っている夢でした
哀しくて涙が出ました
夢を見ました
たにんもいない夢でした
不思議と穏やかでした
夢を見ました
たくさんの他人ひとがいました
とても怖いものでした
夢を見ました
現実ここにはもういない人でした
少し心が痛みました
夢を見ました
もう一人の自分わたしでした
震えが止まりませんでした
夢を見れませんでした
自分で夢を作り上げました
現実に引き戻されました

どうしてこんなものをだとか
なぜわたしだけがとか
つまらないものに随分時間を費やした
悲しむだけの余裕もなかったのかな
あの時
もしわたしが微笑むことが出来たなら
あの人たちは笑いかけてくれたのだろうか。
明日のことなんて考えてなくて
考えなくても生きて行けて
大人になりたくなかった
自由が消えてしまうから
思い込みの中で歩き方すら忘れた
愛しい 淋しい 虚しい
感情が狂ってく
立っていることもわからない
周りの人たちがただ 笑ってる
夢で見た 翼を持ったわたし
はるかな天空そらを翔けて行く 夢
眠りから覚めなければよかったのに
いつか見た幻想みらい
どうしてこんなものをだとか
なぜわたしだけがとか
つまらないものに随分時間を費やした
悲しむだけの余裕もなかったのかな
あの時
もしわたしが微笑むことが出来たなら
あの人たちは笑いかけてくれたのだろうか。
「あなたに会えて嬉しかった」
冗談でもいいから聞きたかった
求めていた 言の葉。

迷いが恐い。自分が傷つくこともそうだけど。
あなたを傷つけてしまうことが。
でも
誰かが言わなきゃいけないことなら
私に言わせて。
大好きと大嫌いを。
相対してるものじゃない、それとそれは同じモノ。
涙見るのが辛い けど逃げないから
私を傷つけてあなたが大きくなるのなら構わない
いくらでも捨てて しつこいくらいについていくから
見守っていくから。
だから無理に微笑まないで。
言葉交わせなくなるまで側にいるよ。

自分が無力で価値のない人間だと 信じていたのに
ただ一言の弱音が こんなにもたくさんの人を動かした
がんばりすぎないで、と。
自分のためになんて言わないで、と。
何よりも嬉しい言葉だけど、何よりも痛い。
ねぇ、私はそんなに必要とされているのですか?
   わたしはそんなに自分のことを考えていいのですか?
あなたは言ったよ。
「少しでもいいから私を頼って」
なんて 涙が出るほど 心から望んだ言葉を。
でも、もう少しだけこのままでいるよ。
嬉しいけれど、心配はかけたくないから。
だから、側にいて笑っていて。
それだけで強く、なれるから。

: BACK :

[Kurokawaan/黒川庵](c)2001-2007 Umi Kurokawa & Kouei, Inc. All rights reserved.